国際文化都市整備機構の講演会 軽井沢ゆかりの経営者3氏が登壇
まちづくりや都市整備を考える「一般社団法人国際文化都市整備機構(FIACS)」は9月8日、10回目の講演会を軽井沢安東美術館で開いた。同美術館代表の安東泰志さんら、軽井沢ゆかりの3氏が講演。約30人が聴講した。
安東さんは2022年に開設した美術館について、駅から近いにも関わらず場所の問い合わせが多いと説明。「標識の設置など、自治体にも何らかの文化振興の策をとってもらえたら」と期待を寄せた。
アウトドア総合施設「ライジング・フィールド軽井沢」を営む森和成さんは「民間企業に研修や人材開発の場に施設を使ってもらって利益を確保し、プログラムを含め学校法人に無償提供し支援している」と話した。
最後に登壇したのは、軽井沢レイクガーデンを2007年に開館した、レイクニュータウン社長の石井千尋さん。年間来場者が3万人を超えると、花が驚くほど咲くようになったとし「人は植物に癒されるけど、花や植物も人が発する『気』を感じて喜んでいる」と話した。