UWC ISAK ジャパン 開校10周年の記念式典
全寮制の国際高校「ユナイテッド・ワールド・カレッジ(UWC)ISAKジャパン」が開校から10周年を迎え8月24日、同校体育館で記念式典を開いた。在校生や卒業生、教職員、学校支援者ら約500人が出席。在校生によるヴァイオリン演奏や、バレエダンスなどのパフォーマンス、卒業生参加のパネルディスカッションなどがあった。
同校は2014年に開校し、17年には世界で17番目のUWC加盟校に。前向きな変化をもたらす若者の育成を目指し、リーダーシップやデザイン思考を見につけるプログラムと国際バカロレアを組み合わせた教育を行っている。同校によると、この10年間で127カ国から生徒を受け入れ卒業生は521人。約70%の生徒が寄付による財政援助を受けているという。
同校の創立者の1人で代表理事の小林りんさんは式典で「卒業生らの未来にこの学校が大きな影響を与えてきたことを誇りに思う」と振り返り、学校を支えてきた教職員に感謝。次の10年に向け「使命を抱く若者が、最高の環境で自分の可能性を追求できるよう、スタッフ一同サポートしたい」と話した。
学校への特別寄付者を表彰し、個々の名前を刻んだプレートが公開された。