UWC ISAK ジャパンの生徒が提案 ライスレジンのゴミ袋が完成

 私立国際高校「ユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパン軽井沢」の生徒から軽井沢町に提案があった、非食用の米を配合したプラスチック素材「ライスレジン」のゴミ袋が完成し3月11日、お披露目された。各区などの道路清掃に使うボランティア用のごみ袋(30ℓ)として2万枚を作成した。

 昨年4月、環境面の課題を考えるカリキュラムに取り組む現3年生メンバーが町に提案。8月からは現2年生メンバー4人が活動を引き継ぎ、業者も交え町と協議を重ねてきた。メンバーの1人、三浦百音さんは「私たちのアイデアを大切にしてくださっていると実感した」。同ごみ袋は通常のものよりも強度が弱く、コストが30~40%割高なため、導入に後ろ向きな自治体も多いことから「コスト面の課題なども考えながら、近隣の市町村にも広めていきたい」と三浦さん。

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ライスレジンのごみ袋を手にする生徒たち。

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