フレンチの巨匠たちが 養護施設でビュッフェをふるまう
軽井沢や東京でフランス料理の名店を率いた鈴木喜代司さん(オーベルジュ・ド・スズキ元オーナーシェフ)と田村良雄さん(エルミタージュ・ドゥ・タムラ元オーナーシェフ)が中心となり、3月6日に児童養護施設 軽井沢学園を訪れ、子ども達およそ35名に料理をプレゼントした。外食の機会が少ない子ども達に、プロの味を楽しんでもらおうと企画したもので、町内でレストラン「エフア」を営むシェフの鈴木章之さんと浜砂あゆみさん、「タルタニアン」のパティシエの市田裕司さんもボランティアで参加。食材の大半は寄付で賄った。
料理はビュッフェ形式で、パリソワールやキッシュ、アッシパルマンティエなど前菜からスープ、メイン、デザートまで15種以上の料理が並んだ。子ども達はビュッフェのルールなどを学びながら、各自で選んで盛りつけ、料理を味わっていた。食事後は「パリソワールがおいしかった。名前もかっこいい」「全部おいしかった。フレンチのことも知ることができよかった」など感想が寄せられた。
キャラクターのゆで卵が入ったチキンのコンフィ