軽井沢町のベリーダンス講師Yuanaさんが、8月に韓国で開催された「シンシア・インターナショナル・ベリーダンス・フェスティバル」で、セミプロ対象のフォークロア部門で優勝した。音楽ジャンル別のフュージョン、オリエンタル部門でも、それぞれ準優勝、3位に入った。

　ベリーダンスは古代エジプト発祥とされ、お腹やウエストを中心に、全身を使って優雅に踊るのが特徴。大会では、2分半の持ち時間内で自身の舞いを表現した。最初に踊ったオリエンタル部門の順位が3位とわかったあとで、「次こそはと気合いを入れ直し」優勝を掴んだ。

　Yuanaさんはベリーダンス歴15年。東京で理学療法士として働いていたときに趣味として始め「その美しさと音楽に合わせて踊るのが楽しくて」のめり込んだ。

　2019年、軽井沢へUターンしたのを機に「Yuana Bellydance School」を立ちあげ、軽井沢と御代田でレッスン。理学療法士としての専門知識、治療経験を生かし、女性のケガ予防、健康な体づくりも組み合わせ指導しているという。今回優勝したことで「チャレンジする姿勢や上を目指す姿を、生徒さんに示せた。世の中のママさんに、私も頑張ろうという気持ちになってもらえたらうれしい」と話した。

大会で着用した衣装で踊るYuanaさん。（撮影・Nam）