町議16人と軽高生徒会役員 町の課題について意見交換

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 軽井沢町議会は9月28日、軽井沢高校の生徒と町の課題について話し合う「軽井沢町タウンミーティング」を開いた。昨年に続き2回目で、議員16人全員と2・3年生の生徒会役員約30人が参加。「交通手段」「自然環境」「居場所」の3テーマごと7グループに分かれ、課題を挙げて意見を交わし、改善に向けた提案内容を発表した。

 「交通手段」のグループは、通学の際に不便に感じていることなどを出し合った。生徒によると、制服のスカート着用のため、自転車通学を控えている女子の割合が多いという。「(今は禁止されている)ジャージでの登校をOKにすれば、自転車通学しやすくなり、電車賃もかからずに済む」と高校に働きかけていくことで意見がまとまった。

 「居場所」のグループは、軽井沢に映画館がないことから「広い場所に大きなスクリーンを設置しドライブインシアターを楽しめる場所ができるといい」と提案。「軽井沢は空気が良いので、快適に映画を見ることができる」と続けた。

 次期生徒会長で2年の穴澤怜久さんはミーティング終了後、「やりたいと思ったら、自分たちでどうできるか考え、まず行動してみることが大切と感じた」。町議会議長の遠山隆雄さんは「グループごとの意見は各議員が持ち帰って今後に役立てる。継続してやっていきたい」と話した。

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