ソチ・平昌と2大会連続で冬季五輪の金メダルを獲得した、カナダのカーリング選手ケイトリン・ローズさんが6月23日〜25日、軽井沢アイスパークでジュニア、初心者、経験者と、クラスごとに内容を変えレクチャーした。世界カーリング連盟の支援事業「オリンピックセレブレーションツアー」の一環で、日本カーリング協会が主催した。

　23日は軽井沢、御代田町の中・高校生34人が参加。ローズさんは、ストーンの取っ手の持ち方や投げるまでの動作などを実際に見せたあと、参加者の動きを見てアドバイス。氷の表面をブラシでこするスイープの指導では手本を見せ「速い足さばきが大事」と話した。

　軽井沢を訪れるのは8年ぶりというローズさんは「日本を恋しく思っていたので、久しぶりに訪れることができて嬉しい。少しでも技術が向上するようお手伝いしたい」。参加した軽井沢高校1年の久保田弥晴さんは、スイープのときの体重の掛け方について個別に指導を受けたといい「練習して基礎的なことをしっかり身につけたい」と話した。

中高生がスイープする様子を見守るローズさん。