イギリスから6人、軽井沢へ 師範訪ね合気道の稽古
イギリス・ランカシャー合気会から6人の練習生が5月9〜12日、軽井沢に滞在し風越公園総合体育館で合気道の合宿を行った。同道場師範で軽井沢在住の三室淳さん指導のもと、午前と午後2時間ずつ稽古に励んだ。
三室さんは合気会本部道場師範を務めた山口清吾さん(1924〜96)に師事し、段位は7段。海外勤務先のタヒチ、オランダなどで指導し、イギリスではランカシャーの他、ロンドンの道場で師範を務め、毎年指導に出向いている。
稽古ではまず三室さんが投げ技、抑え技などの手本を見せ、2人1組で技をかけ合い基本の所作を確認。「稽古の合間に観光したり、みんな軽井沢そのものもエンジョイしている」と三室さん。練習生の一人は「軽井沢は火山や木々など自然が美しい。ここで合宿できて最高」と話した。
英国から来た練習生の様子を見守る三室さん(右)。この春から、風越公園で道場を開いている(一時休業中で8月から月火曜日に再開予定)。