令和版「追分節」が誕生 ポップミュージックとコラボで次世代へ

 信濃追分から全国へ広まった追分節をアレンジした曲「月と花の追分で」が2月15日にCDで発売される。作詞・作曲を手掛けたのは音楽ユニットonomatopel(オノマトペル)。企画はNPO法人油やプロジェクトで、オノマトペルが油やでライブをしたことがきっかけだった。「月と花の追分で」は、追分馬子唄の1番の歌詞に、追分にある分去れの碑に記されている言葉などを用いて作詞し、レゲエやジャズの要素を加えている。同プロジェクト代表の斎藤尚宏さんは「ビートルズの曲がカバーされ歌い継がれていくように、若い世代にも聞いてもらい、追分節もつないでいきたい」と話している。

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CD「時の遡行回廊」にはこの曲の他に、立原道造の詩を用いた「夢みたものは」や、堀辰雄作品の世界を歌った「風立ちぬ」などを含む計4曲を収録。購入は追分コロニーの店頭又はHPで。1650円。

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