室生犀星の文学碑清掃 感謝込め同氏作詞の校歌斉唱

 軽井沢高校の生徒が11月25日、旧軽井沢の矢ヶ崎川沿いに立つ室生犀星の文学碑周辺を清掃した。同校の校歌は1954年当時の生徒が、犀星の別荘を訪れ作詞を依頼し生まれた経緯がある。犀星について理解を深め、感謝の気持ちを表そうと、清掃は2017年から続けている。

 生徒会役員有志13人のほか、卒業生や軽井沢ロータリークラブのメンバーも参加。文学碑表面についた苔を拭き落とし、周囲の落ち葉を竹ぼうきで集めてきれいにした。清掃後は校歌も歌った。2年の木村岳人さんは「思ったよりもたくさんの落ち葉が落ちていて大変でしたが、意外と楽しい作業でした」。土屋佳穂さんは「学校で歌う校歌とは違い、みんなで綺麗にした場所で歌うのは気持ちがいい」と話した。

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文学碑に続く道の落ち葉をかき集め、運び出した。

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