多様な作家が出展する、写真の祭典
御代田町のMMoP会場に
旧メルシャン軽井沢美術館の跡地に誕生した複合施設MMoP(モップ)を会場に、7月16日から9月4日まで、「浅間国際フォトフェスティバル」が開かれる。広告写真制作のアマナ、御代田町などでつくる実行委員会が主催。「Mirrors & Windows(鏡と窓)」をテーマに、日本を代表する写真家石内都さんやオランダ人作家ヴィヴィアン・サッセンさんらの作品を展示。メインスポンサーのグッチを纏った俳優の井浦新さんや志尊淳さん、作家の吉田修一さんら、7人のモデルを撮りおろした作品も並べる。期間中は様々な参加型のワークショップなども予定している。
フェスティバルに先がけ、アマナが制作した仮想空間で作品を展示する「フォトオルト」を開催中で、パソコンなどから見ることができる。
7月4日、御代田町で開いた会見で、アマナの進藤博信社長は「写真を撮る大本にある作家の意図を、家族や友人と読み取ってほしい」と話した。
フェスティバルで展示する写真を前に思いを語るアマナの進藤社長と、小園御代田町長。