「ほっち交流館」開館
異世代交流目指し公民館と児童館を一つの建物に
公民館と児童館の機能を合わせた南地区複合施設「ほっち交流館」が完成し、3月30日開館した。お年寄りと子どもの異世代交流ができる場として、町が建設を進めていた。
建物は木造平屋で、建築面積は494㎡。遊戯室や図書室、大広間などで構成。災害時には避難所としても使用する。ともに1970年代に建てられた公民館発地分館、南地区児童館の老朽化にともない、児童館跡地に新設。建設費は2億2642万円で、そのうち2475万円は国や県の補助金。公民館発地分館は今後、取り壊して駐車場として整備。屋外遊具も22年度中に改修する。
南地区児童館長の佐藤美好さんは「コロナ禍ではあるけれど、できる形、できる範囲で、異世代交流が進むよう努めたい」。地域のお年寄りからしめ縄づくりを習ったり、合同で防災訓練を行う予定だ。