軽井沢高校3年生の選択科目「観光」の授業で、軽井沢FM放送局次長でパーソナリティーの清水とも子さんを特別講師に招いた。観光が盛んな軽井沢でのラジオの役割や、仕事のやりがいについて話し、生徒の質問にも答えた。清水さんは生徒に各自のスマートフォンを操作してもらい、FM軽井沢を聞く手順を伝え「インターネットからも手軽にFM軽井沢を聞ける」と説明。

　「仕事で大切にしていることは」という生徒の質問に、「マイクの向こう側で聞いている人を想像しながら喋るようにしている。偉く聞こえないよう、少し年上の人に話す感覚がちょうどいい」。

　清水さんは、軽井沢高生がナビゲーターを務める「軽高1.5時限目〜ラジオの時間〜」も担当。高校生の番組の編集作業は大変かと問われ「すごく大変。ただ笑いがあるところや、高校生らしい楽しい雰囲気は大切にしている」と答えた。

　番組のためFM軽井沢にもよく出向き、清水さんとも交流のあるという有山爽さんは「普段接しているだけではわからないない、仕事の中身を知ることができた。清水さんの対応力や人と話す能力の高さを改めて感じた」と話した。