「より身近な神社に」 熊野皇大神社、11月から改修工事
祈祷殿と社務所がある神楽殿。
群馬県と長野県の県境にある熊野皇大神社が11月1日から改修工事を始めた。手水舎を修繕して、さらに一カ所増設。現在、神楽を舞うための建物「神楽殿」の中に「祈祷殿」「社務所」があるが、3つの機能を通常の神社のように分ける整備を行う。2021年4月に工事を終える見通しだ。資金は2019年12月から20年2月までクラウドファンディングを活用して集めた約68万円も使用する。工事中のご祈祷や参拝などは一部期間を除き行えるという。宮司の水澤貴文さんは「機能を分割することで、しっかりとした神社になる。地域の人たちにとって身近な存在に思えるような神社を目指したい」と語った。