「葉っぱの形、浮かび上がった」 カメラを使わず、写真づくり

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 御代田町は6月27日、御代田南小学校5年生約90人を対象に、太陽の光を利用したカメラを使わない写真教室を開いた。今秋開催する写真の祭典「浅間国際フォトフェスティバル」(9月14日〜11月10日、旧メルシャン軽井沢美術館)の共催企業、アマナの進藤博信社長ら、同社所属のフォトグラファーが講師を務めた。

 児童は紫外線を浴びると色が変化する薬品を塗った紙の上に、校庭などで採取した植物を乗せ日光に照射。日のあたった部分が青に変色し、花や葉っぱで陰になった部分は、白く残りシルエットが浮かび上がった。

 松の葉やツツジの花びらを散らばせた渡辺歩実さんは「色の薄いところと濃いところがはっきり出て、うまくできた」と笑顔。作品は「浅間国際フォトフェスティバル」に展示する。

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