渋滞解消目指しシンポ、 行政・住民・事業主で
軽井沢22世紀風土フォーラムの交通関連プロジェクトチームは5月31日、軽井沢発地市庭で交通渋滞について考えるシンポジウムを開いた。町住民課長や、プリンスショッピングプラザを運営する西武プロパティーズの担当者ら5人がパネルディスカッションし、住民ら約40人が耳を傾けた。同プロジェクトメンバーの貫名礼恵さんはハルニレテラスを例に挙げ「少し離れた駐車場は空いているのに、近くに停めようとする人が多いから流れが止まってしまう」と渋滞の起きるプロセスを説明。中軽井沢から訪れた賀来尚樹さんは西武プロパティーズに「買い物した荷物をまとめて発送できるサービスがあれば、車以外の手段も考えられる」と交通量削減の策を提案。さらに「住民や行政、事業主が話し合う機会はもっとあった方が良い」と語った。