軽井沢の伝統工芸が エレキギターに
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旧軽井沢にある軽井沢彫専門店のシバザキと松本市のギター製造会社ディバイザーがコラボした軽井沢彫ギターが完成、限定販売されている。もともと国産桜材を使って「桜ギター」を製作してきたディバイザーが直接ギターに桜模様を彫ってほしいとシバザキに依頼した。総桜材のボディやネック部分に、軽井沢彫では珍しい枝垂れ桜があしらわれている。今年10月の楽器フェアで披露されると大きな反響があった。シバザキの柴﨑雅寿さんは「桜材は硬いので彫ると刃がかけるほど。彫刻に気を遣いました。ギターを作るのは念願だったので完成して嬉しい」。