一般道で初導入、 水玉模様でスピード制御
群馬県安中市と軽井沢町を繋ぐ国道18号碓氷バイパスに8月、道路に合わせてドットをペイントし、視覚を通じて速度の制御を促す「オプティカルドットシステム」が一般道で初めて導入された。区間は長野方面へ伸びる上りの車線、見通しの悪い連続するカーブ約1.4km。施工を担当した国土交通省高崎河川国道事務所によると、平成25〜27年に起きたトレーラーの横転や積載物落下の事故を受けて同システムを導入したとのこと。同事務所総括地域防災調整官の冨沢今朝雄さんは「オプティカルドットシステムは速度の制御を促し、交通事故の減少に期待できる」と話した。首都高一部では実施されて30%の速度制御効果があった。