われもこうの会 活動開始から20年

1807_topics_waremokou.JPG 約40人の会員が所属。年会費は千円(夫婦・家族などは2人目から500円)。 TEL090・4442・4387
 軽井沢らしい野の花の咲く環境づくりに取り組む「われもこうの会」が、1998年の活動開始から20年を迎えた。

 発足当初から、空き地で野の花を育てる活動を続けてきた。春から秋にかけ月2〜3回、約650㎡の「前沢の原っぱ」(北陸新幹線南測道沿いの町有地)、約250㎡の「発地の原っぱ」(軽井沢南保育園南隣りの私有地)に集まり、雑草や外来種を摘み取っている。前沢の原っぱでは7月下旬から9月初旬にかけ、われもこう、オミナエシ、キキョウなどが見頃を迎える。「前を通ったら、ぜひ見てほしいですね」と会メンバー。

 他にも、軽井沢中部小学校自然クラブの講師を務める蝶の写真家、栗岩竜雄さんとともに、子どもの自然学習をサポート。年一回の会報誌を発行し、ホームページでは活動の様子を各会員が発信している。

 町社協主催の「ちいき活動みほん市」では毎年、空き地の花から採取した種や苗を配布している。会代表の猪又裕子さんは「野の花が咲く風景をもっと広げたい」と話していた。

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