「元気だよ」紙に書くだけ、家族に通知

1712_topics_kokokaru.JPG デモンストレーションをする高見さん。ペンで書かれた文字はデータ化され、電話線に繋いだ機器を介して送信される。TEL0267-31-5030(軽井沢IT経営センター)
 一人暮らしの高齢者が紙に書いた内容を、離れて暮らす家族や介護事業者などに通知する新たな見守りサービス「ココカルネット」。事業を展開する軽井沢IT経営センター代表取締役の高見康昭さんに、システムの仕組みを聞いた。
 利用者は細かいドットが印刷された専用の用紙に、小型カメラ内蔵のペンで、健康状態やメッセージを書き込み送信欄にチェックを入れる。すると、事前に登録された家族らのメールアドレスに、リンク先を記した通知が届き、サーバー上で書かれた内容を確認できる仕組みだ。
 高見さんは「一方的でも、毎日決まった時間に、『元気だよ』ってメッセージを受け取るだけで家族は安心できる。お互いが干渉し合わず、負担にならないコミュニケーションを目指しました」。

 「ココカルネット」の利用は月額3800円。利用者向けに、買物や雪かきなどを格安で代行するサービスも展開している。

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