ピッキオ、出産に向け寄付金募る
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軽井沢町の委託でツキノワグマ対策にあたるNPO法人ピッキオが、日本生まれのベアドッグ(クマ対策犬)の繁殖、生育を行う。出産を試みるのは、現在いる2頭のベアドッグのうち、メスの「タマ」。オス犬をアメリカのベアドッグ育成機関「Wind River Bear Institute(WRBI)」から迎え2018年2月に交配、4月の出産を予定している。
アメリカからベアドッグを輸入するには、予防接種から最低10カ月の月日が必要。その間の育成管理コストを削減し、幼少期の訓練ノウハウも身に付けたい考えだ。
プロジェクトに必要な325万円のうち約170万円は、各種財団から助成を受けるが、残りは一般からの寄付を募る。寄付金はWRBIスタッフとオス犬の来日渡航費と謝礼、繁殖小屋とドッグラン(計約330㎡)の建設費、子犬のフード費などにあてる。
「将来的には出産、育成をピッキオの中だけでできるように、まずは挑戦するところから始めたい」と広報担当者。
アメリカからベアドッグを輸入するには、予防接種から最低10カ月の月日が必要。その間の育成管理コストを削減し、幼少期の訓練ノウハウも身に付けたい考えだ。
プロジェクトに必要な325万円のうち約170万円は、各種財団から助成を受けるが、残りは一般からの寄付を募る。寄付金はWRBIスタッフとオス犬の来日渡航費と謝礼、繁殖小屋とドッグラン(計約330㎡)の建設費、子犬のフード費などにあてる。
「将来的には出産、育成をピッキオの中だけでできるように、まずは挑戦するところから始めたい」と広報担当者。