昔の軽井沢知る人のインタビューを映像に

DSC_0003.JPG 小林さん(右)のインタビューを映像に収めた。
 昭和30年以前の軽井沢を知るお年寄りの話を聞き集めている町民有志「軽井沢・聞き取り物語実行委員会」が、インタビューを録画し映像に残す取り組みを始めた。
 第一弾として、新軽井沢の小林四郎さん(94歳)に、子どもの頃の暮らしぶり、楽しんだ遊びなどを聞いたインタビューを撮影。小林さんが1970年代後半に、幼い頃を思い出し、軽井沢の風景や生活の様子を描いた数十枚の墨絵とともに編集し「小林四郎物語」(仮称)として年内にはまとめたい考えだ。インタビューの中で、小林さんは、馬取の家のすぐ近くにあった競馬場について説明。「かっこいい馬ばかりで、見惚れて羨ましかった」。馬主と仲良くなって馬に乗せてもらった体験談なども語った。
 同会の山岸征男さんは「本にまとめることも必要だが、映像だとより伝わると考えた。軽井沢の子どもたちにも観てもらいたい」と話した。

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