【読書の秋②】今年発刊の軽井沢関連の書籍『軽井沢取材日記』PART1

小さな町の大きな出来事見えてくる軽井沢のあの時代

 軽井沢で50年近く取材するジャーナリストの広川小夜子さんが14年前に発行した『軽井沢取材日記』PART1が電子版になった。完売後も「読みたい」という声が多く、再発行したという。1979年から2004年の浅間山噴火まで25年間の軽井沢を取材し、急激な観光地化、高速道路や新幹線の開通、バブル崩壊など大きな変化を描いている。軽井沢保健休養地100年記念式典や長野オリンピックなどの貴重な記録や、マンションメソッド宣言を冬の日になぜあの場所で行ったのか、イラストレーター殺人事件など興味深い話も。「今から振り返ると、そうだったのかと納得する発見や驚きがあります。軽井沢の昔を知らない人にも面白く読んでもらえると思います」と広川さん。

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爽風社発行、定価1200円。アマゾンで発売。

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