星野リゾートBEB5軽井沢に、ヤマハミュージックジャパンとのコラボで誕生した「旅するLovePiano」が、6月6日から設置されています。

ピアノは「旅先で心に残る体験を」と、昨年8月からリゾナーレトマム（北海道）、バンタカフェ（沖縄）など、星野リゾート運営の6施設に設置。

様々な人が自由にメロディーを奏で、旅の終着点、軽井沢へやってきました。

設置初日は、ネイチャーツアーを手がけるピッキオのスタッフ、永田真桜さんが一番手で演奏。

続いて、作詞作曲を手がける軽井沢町の中学生シンガー篠原大祈さんが、友人の父について歌った「大好きな町のお父さん」、ジャズバンド「雨ふらしカルテット」の「Yell」などを弾き語り。伸びのあるあたたかな歌声で、会場を盛り上げました。

最後にサプライズで登場したのが、YouTubeを中心に活動するポップスピアニストのハラミちゃん。

「銀河鉄道999」「渡良瀬橋」「時代」を緩急のあるアレンジで演奏。お客さんの反応や周りの景色を楽しみながらプレイしている姿が印象的でした。

直前に演奏した篠原さんが、ブルーハーツの「情熱の薔薇」のジョイントを依頼。その場でハラミちゃんがスマホ音源を耳コピし、タブレットでアレンジ。

その間わずか5分で、コラボが実現。即席とは思えない完成度の高さにびっくり。会場からは手拍子も起こり、盛り上がりは最高潮に。

歌い終えた篠原くんは「楽しかったです。自然いっぱいで気持ちいいし、また弾きにきたい」と話していました。

ピアノのペイントは、イラストレーターのデナリさんによるもの。7/31までの設置期間中、10時から20時の間、誰でも弾いてOK。期間中、スペシャルゲストが、ゲリラ演奏する機会もあるそう。どんな旋律が、夏の軽井沢に響くのでしょう。