デビュー50周年 渡辺香津美さんインタビュー
デビュー50周年を迎えたジャズギタリスト、渡辺香津美さん。昨年1月から生活の拠点を軽井沢に移して活動している。軽井沢での生活、9月29日に控える軽井沢大賀ホールのソロコンサートへの思い、これからの活動について聞いた。
--軽井沢での生活はどうですか。
「朝5時に起きて散歩したり、山登りへ出かけたり...今までにないライフスタイルを体験しながら、これまでやってきたことをゆっくりと振り返っています」
--軽井沢大賀ホールでの公演にはどんな思いがありますか。
「ずっと演奏したかった憧れのホール。アコースティックの響きを最大限に生かしながら、エレクトリックギターでも気持ちいい音を色々出したい。1930年代のアメリカのビンテージギターも何台か持ち出す予定です」
--ライブ配信もあるんですね。
「通常の配信に加え、オーディオマニア向けのハイレゾ配信も初めて行います。ギターは不完全なところも含め、音楽の表現。木の音だったり、弦のこすれる音も含めて、リアルな音を楽しんでほしい」
--今後の活動は。
「仕事としてもホビーとしてもギター、ギターでこれまでやってきました。軽井沢に来たことも影響しているかもしれないけど、音楽で社会貢献したい気持ちが、自然と大きくなってきています」