作家・ジャーナリスト 佐々木 俊尚 さん
佐々木 俊尚さん
毎日新聞社、月刊アスキーを経て、2003年からフリーランスで活動。インターネット社会やコンピューターテクノロジーの分野を中心に取材を続け、年1冊のペースで書籍を刊行し、講演活動も行っている。インターネットの普及で世界の産業構造が大きく変わる中、社会や個人も変化に適合した生き方が求められていると話す。
「終身雇用が難しい流れの中で、多くの人が不安を抱えている。そんな時代だからこそ、それぞれ何らかの軸を作って生きていきたいですよね」不確実な時代を生き抜く軸の一つとして、「家めし」というライフスタイルを提案し自らも実践。フレンチレストランで食べる「美食」や、コンビニ弁当に代表される「ファスト食」に頼るのではなく、シンプルで 美味しく健康的な料理を毎日作って食し、生活リズムを整えている。7年前に初めて体験した断食が、食に対する意識を変えた。
「神経が研ぎすまされて、身体がリセットする感じです。以来、うすい味付けでも素材本来の味を美味しいと感じられるようになりました」
今年2月に上梓した『家めしこそ、最高のごちそうである。』(マガジンハウス)は、充実した食生活を提案するエッセイ本。簡単レシピも多く紹介している。
東日本大震災のあと、リスク分散のため東京以外に拠点を作る必要性を感じ、2011年8月から軽井沢にセカンドハウスを借りて過ごすようになった。講演や取材など、人と会う予定がない期間を利用し、毎月10日ほどは軽井沢へ。
「訪ねてくる人もいないし、一日中仕事に集中できます」
毎日7~8kmのランニングが日課。信号で止まるのが嫌で東京ではジム通いだが、軽井沢では自然の中を走る。
「景色がよくて、気持ちいい。近いうち浅間山も登りたいと思っています」
1961年兵庫県生まれ。イラストレーターの妻、松尾たいこさんと2匹の犬と暮らす。「文章を書くのと料理は、使う頭が違う」と、仕事の合間に夕めしの献立を考えるのが良い気分転換だ。
今日も原稿に向かいながら、頭の片隅では「冷蔵庫に何があったか」と、思いを巡らせているに違いない。
「終身雇用が難しい流れの中で、多くの人が不安を抱えている。そんな時代だからこそ、それぞれ何らかの軸を作って生きていきたいですよね」不確実な時代を生き抜く軸の一つとして、「家めし」というライフスタイルを提案し自らも実践。フレンチレストランで食べる「美食」や、コンビニ弁当に代表される「ファスト食」に頼るのではなく、シンプルで 美味しく健康的な料理を毎日作って食し、生活リズムを整えている。7年前に初めて体験した断食が、食に対する意識を変えた。
「神経が研ぎすまされて、身体がリセットする感じです。以来、うすい味付けでも素材本来の味を美味しいと感じられるようになりました」
今年2月に上梓した『家めしこそ、最高のごちそうである。』(マガジンハウス)は、充実した食生活を提案するエッセイ本。簡単レシピも多く紹介している。
東日本大震災のあと、リスク分散のため東京以外に拠点を作る必要性を感じ、2011年8月から軽井沢にセカンドハウスを借りて過ごすようになった。講演や取材など、人と会う予定がない期間を利用し、毎月10日ほどは軽井沢へ。
「訪ねてくる人もいないし、一日中仕事に集中できます」
毎日7~8kmのランニングが日課。信号で止まるのが嫌で東京ではジム通いだが、軽井沢では自然の中を走る。
「景色がよくて、気持ちいい。近いうち浅間山も登りたいと思っています」
1961年兵庫県生まれ。イラストレーターの妻、松尾たいこさんと2匹の犬と暮らす。「文章を書くのと料理は、使う頭が違う」と、仕事の合間に夕めしの献立を考えるのが良い気分転換だ。
今日も原稿に向かいながら、頭の片隅では「冷蔵庫に何があったか」と、思いを巡らせているに違いない。