三笠通りのカラマツを調査 住民らは伐採を懸念

2406_news04_mikasa.jpg

 5月下旬、三笠通りのカラマツ並木の木々の内、20本超にピンクのテープが巻かれていたことから、近隣住民らから樹木の伐採を心配する声が上がっていた。三笠通りは1994年に新日本街路樹百景に認定された軽井沢のランドマークでもある。

 テープが巻かれていたのは、三笠通りの中央に立ち並ぶカラマツで158本中24本。街路樹を管理する軽井沢町に確認したところ、専門家と調査をし、枯れているなど倒木の危険があると判断された木にテープを巻いたという。町は「直ちに伐採するということではなく、どうするかを検討している」と説明した。近隣住民らは「明らかに枯れているのもあったが、素人目には倒木の心配もなさそうな木にもテープが巻いてあった。まとめてこれだけ伐られたら、景色も変わってしまう」と不安を話す。

 6月上旬現在、樹木のテープは外されているが、町は「これから観光シーズンにはいるのでテープを外した」とし、伐採等の方針は未定という。

関連記事