敦賀市からも観光客、駅で軽井沢挙式をPR 北陸新幹線金沢―敦賀間が開業
北陸新幹線の金沢―敦賀間が3月16日、延伸開業した。同日、軽井沢駅の自由通路では浅間山麓6市町村の観光関係機関がブースを出し、地域の魅力をアピール。各地のキャラクターも観光客を迎え入れた。
敦賀市の角田久子さんは、孫2人とともに敦賀駅から「かがやき」に乗車。長野駅で「はくたか567号」に乗り換え、軽井沢に到着した。「トンネルも多かったけど、所々で景色も楽しめた。一泊しタクシーで軽井沢の名所を巡ります」と話した。
軽井沢ウエディング協会は延伸を記念し、町内の対象施設で挙式した、北陸4県(福井・石川・富山・新潟)の新郎新婦に、新幹線往復チケット代を贈るキャンペーンを行う。来年3月15日までの挙式成約者に、5万円を上限に2人分のチケット代金をプレゼントする。4県に2人のどちらかが在住か、実家があれば対象となる。駅でPRを行った同協会副会長の澤崎光洋さんは「挙式場所として、選択肢に軽井沢を加えてもらえたら」と話した。
JR軽井沢駅から降りてきた人を出迎えた、浅間山麓のキャラクターたち。