進路、興味に応じた学習計画 軽井沢高校、単位制を導入
軽井沢高校が2022年度の入学生から、2、3年次の学習内容を各生徒が選んで組み立てる、単位認定制度を導入する。全日制普通科の県内公立高校としては初めての取り組み。2、3年の学年の枠を取り払い、卒業に必要な74単位(3年間)のうち、2年次22単位、3年次26単位を自由選択とする。生徒の興味関心や希望進路に応じた科目を選択し学習できる。
また、自ら課題設定し検証や発表をする科目「未来探究」を新設。現在3年次に選択授業で導入している、企業などでキャリア形成を行う「デュアルシステム」も引き続き行う。下井一志校長は「自分のことを見つめることで、学習意欲や積極性に繋げてほしい。自分を伸ばしたい人がいきいき学べるような学校にしたい」と話した。