ショー礼拝堂隣地建設マンション 別荘住民が施主に申し入れ
(写真)ショー記念礼拝堂と二手橋の間に建設中の旧軽井沢のマンション。
旧軽井沢に建設中のマンションの施主、株式会社フージャースコーポレーション(以下フージャース)に対し、軽井沢別荘団体連合会の分科会「旧軽井沢の歴史と景観を守る会」が5月と7月の2回にわたり、対面で要望を伝えていたことが明らかになった。
同分科会は5月に「ショー記念礼拝堂は軽井沢の原点ともいえる場所なので、景観に配慮してほしい」と、①入口の通路は礼拝堂から離す②礼拝堂との間はマンションが見えないように植樹する③排水は浸透式、道路へ流れ出ないように④植栽計画書通りに174本を植樹することを申し入れた。
7月にフージャース側から回答があり、通路の変更ができない旨や、植栽計画より本数を減らす提案を造園業者から受けていることなどが伝えられた。これを受け同文科会は植栽計画通りの植樹と礼拝堂側の景観を配慮するよう再度求めている。