新客室棟、温泉棟を設置

2105_topics_princewest.JPG 軽井沢プリンスホテルウエストが4月27日、全70室の新客室棟、温泉棟を新設し、リニューアルオープンした。働きながら休暇も楽しめる、ワーケーションに特化したリゾートとして、長期滞在者を呼び込みたい考えだ。

 新客室棟は、全ての部屋にワークスペースを設置し、複数の電源コンセントやUSBポートを設置するなど、デスク回りを充実。隣接する2部屋をつなげ、8人まで3世代利用できるタイプも16室ある。宿泊者専用の温泉棟は、露天やサウナ付きの温泉に、フィットネスルームも併設した。

 3月には、野村不動産と業務提携し、ホテル内にサテライト型シェアオフィスを新設。軽井沢・プリンスショッピングプラザにも今夏、ワーケーション施設開設の準備を進めている。

 プリンスホテル全体のワーケーション利用者は昨年1万人を超え、その4分の1は軽井沢プリンスホテルだという。西武ホールディングスの後藤高志社長は、「ワーケーションはコロナ流行以前から精力的に取り組んできた。この軽井沢プリンスホテルをワーケーションの中核として位置づけ、さらに事業を進めていく」と話した。

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