町役員ら、県議に町の課題伝える

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 軽井沢町は7月9日、佐久市・北佐久郡区選出の県議会議員と初の懇談会を開き、町の課題や要望を伝えた。町側は町長や、課題の担当課長らが出席。町が伝えたのは、近隣市町村や県と連携したニホンジカ対策の体制整備、軽井沢駅前交番の早期移転、県議選の選挙区見直し(軽井沢町・御代田町・小諸市で定数2の確保)など8項目。


 ニホンジカ対策について、ある議員は「野生鳥獣対策はどこの市町村も抱える大きな課題。市町村単独ではなく、これからは県が力強く後押しし具体的な施策を行う必要があると考える」。選挙区の見直しについて、藤巻町長は「第三者委員会を設け、識者らによる検証をした方がいいのでは」と提案。議員の一人は「同意見。当事者で判断するのは難しい。諮問して、その結果を尊重するやり方があってもいい」と話した。

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