「軽井沢の未来と夢を語る」 新しいライフスタイルの提案

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講演する鳩山友紀夫さん。
 共創型まちづくりの推進を目指す国際文化都市整備機構が、第4回目となる講演会&交流会を8月4日友愛山荘セミナーハウスで行った。初めに松平定信さん(元ニュースキャスター)が、堀辰雄が文学の道へ向かう影響を与えた二人のキーパーソンについて講演。続いてCCC代表の増田宗昭さんは、軽井沢書店オープンについても触れ、アンケートの結果でカフェを備えた書店にしたこと、来客は軽井沢よりは港区、目黒区、世田谷区の人が多かったことなどを説明。「森の中に本屋を開きたいという気持ちは変わらない。本丸にとってある」と胸の内も明かした。「新しいライフスタイルの提案」と題した講演では、「これからの教育は『こと』を教える教育へと大きく変わっていく。ISAKがあり、風越学園も予定されている軽井沢はこれからの教育のメッカになり得る。いずれは知的資本のシェアリングである大きなスケールの図書館を作りたい」と夢を語った。その後は團紀彦さん(建築家)の「共生の思想と軽井沢における展開」、泊三夫さん(博報堂前顧問)の「続・脳養地としての軽井沢」、岡崎哲也さん(松竹常務取締役)の「続・エンタメ産業から見た軽井沢」など、3人が軽井沢への提言を行った。最後に会長の鳩山友紀夫さんが「知恵をつなぎ合わせれば昔以上の軽井沢になれる」と結び、会場は庭園へと移り交流会が行われた。

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