今夏も新設、改装の宿泊施設続々

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軽井沢プリンスホテルイーストの客室。森をテーマに内装を新たにした。
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軽井沢マリオットホテルの客室棟「ノースウィング」。
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くつかけステイのドミトリールームは10床と8床の男女別。
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ドッグデプトの隣りに完成した宿泊コテージ。
 海外からの観光客増加などにともない、宿泊施設が増えている軽井沢。大幅な改装や増築で、新たな価値を加えるホテルもある。

 改装工事のため3月末から休館していた軽井沢プリンスホテル・イーストは7月12日にリニューアルオープン。「NEO FOREST」を建築コンセプトに、全70の客室、通路、ロビーなどの内装を一新。バーカウンターやライブキッチンを備えるレストラン、すき焼や鉄板焼などを味わえる和食店も合わせて開業した。

 西武ホールディングスの後藤高志社長は、町内のホテル増加について「競争と協調が大切。お互い切磋琢磨する中で、全体のレベルアップを図っていきたい。軽井沢はまさにそういう環境が整っている」と強調した。

 昨年7月に開業した軽井沢マリオットホテルは今夏、全56室温泉付きの客室棟「ノースウィング」と、6室のドッグ対応コテージを新設。海外からの宿泊客の呼び込みに力を入れ、全体の2割から4割まであげるのが目標だ。巽陽一支配人は、「マリオットの名が、海外からお客様を呼び込む玄関となれば」と語った。

 中軽井沢で7月16日にオープンした民宿ダイニングくつかけステイは、ビル管理の東西建物(東京都新宿区)が施工・運営。古民家を改装した建物で、2~4名の部屋5室、18床のドミトリーを備える。和食レストランもあり、「食材豊かなこの土地の魅力を発信していきたい」と市川勝江代表取締役。

 アパレル・ドッググッズ販売のドッグデプトを運営するネットワーク(東京都台東区)は、軽井沢店がある隣接地に4棟15室のペットと宿泊できるコテージを新たに設置した。

 今秋から来年にかけてもオープンを予定している大型ホテルがいくつかある。都内同様2020年のオリンピックまでこの傾向は続きそうだ。

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