思い出も多い三笠宮さま逝去

 長年軽井沢で避暑生活を過ごされた三笠宮さまが、10月27日に亡くなられた。三笠宮さまは昭和天皇の末弟で、逝去されたときは100歳だった。戦争体験から平和への想いを語り、また歴史学者として大学で授業を行われたこともある。軽井沢ではダンスの名手としても知られ、軽井沢百年記念の舞踏会ではA・C・ショーの孫とダンスも披露された。

 軽井沢では住民とも気さくに交流され、戦後、再開された南原文化会の運動会にご夫婦で参加されたこともあった。当時は子供だったという南原文化会の杉田泰之さんは「三笠宮様がフォークダンスを指導しながら一緒に踊られていたことを覚えています」と懐かしむように話した。

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