G7に関わった人、町の人の反応は

 23日の歓迎夕食会、24日の植樹には、長野県の阿部守一知事と藤巻進町長も参加。24日の会見で阿部知事は「会合を成功させることで、これまで以上に長野県、軽井沢の認知度は上がる。今回の会合の準備で築いた、大使館関係の皆さんとのネットワークを維持しながら、国際的な会議の誘致に積極的に名乗りを上げていきたい」。藤巻町長は「G7の開催は、軽井沢にとって大きな試金石になる。いろんな面で、経験を生かせるものと思っている」と力を込めた。

 大臣会合開催に向け、受け入れ準備を進めてきた「町民会議」の土屋芳春会長は、会合の全日程終了後、「リゾート会議都市を目指す軽井沢にとっては、一つの通過点。まだまだ経験値を積んで、これからに繋げたい」と先を見据えた。

 一般公開に来ていた町内の男性は「天気が良くなかったのは残念。警備上、難しいとは思うが、朝の木立の中を大臣に散歩してもらったり、軽井沢の良さをもっとPRできたらよかった」。中軽井沢で飲食店を営む男性は、「関わっているのは一部の人のみ。町全体で歓迎している雰囲気を大臣らに直接伝えたかった」と話した。

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