「軽井沢・避暑地130年」

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A・C・ショー
 カナダ人宣教師A・C・ショーによって1886年、避暑地として見出されてから、軽井沢は今年で130年を迎える。避暑地130年を冠したイベントも、多数企画されている。


 軽井沢の自然、歴史遺産の保全に取り組む「軽井沢ナショナルトラスト」は7月17日、軽井沢町観光振興センター2階会議室で、『軽井沢の自由研究』の著書で知られるエンジニアの升本喜就さんの講演会「明治~大正期の軽井沢を考える」を行う。130年を振り返り、ショーが避暑をした頃の軽井沢の景観、気候などについて語る。時間は13~15時。聴講費は1000円。


 軽井沢高原文庫では7月23日から10月10日まで「130年の軽井沢・室生犀星・堀辰雄・川端康成・遠藤周作...」と題し、夏季特別展を開く。(詳細は本紙イベントページ参照)


 軽井沢町には、姉妹都市カナダ・ウィスラー市のナンシー・ウィルヘルム モーデン市長から祝いのメッセージが5月に届いた。


全文が軽井沢町広報7月号に掲載されている。両市町の中学生が相互に行き来していることに触れ「将来のリーダーであるこれらの若い世代が、お互いに定期的な連絡を取り合うことで、今世紀の理想的な姉妹都市関係を作り上げることができます」と綴っている。


 ナンシー市長は7月30日の「さわやか軽井沢交流会」(軽井沢アイスパーク)に参加するため来日。藤巻進町長との対談や「世界的リゾート ウィスラー」と題し講演も行う。

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