モテる男来日
2018年2月 2日 16:22
ピッキオの「ベアドッグ(クマ対策犬)繁殖プロジェクト」にともない、
アメリカのベアドッグ育成機関(WRBI)から、
カレリア犬のオス「リオ」が来日しました。
ピッキオにいるメスのタマとの交配で、
次世代のクマ対策犬の出産、育成にチャレンジします。
プロジェクトの責任者でタマのハンドラー(訓練士)でもある、
ピッキオの田中純平さんによると、
カレリア犬(メス)の発情期間は一年のうちに2週間あり、
オスを受け入れるのは、そのうちのわずか3日間だけ。
ただ「リオ」は、これまでに何度も繁殖を成功させている、
引く手あまたのモテ犬だそうなので、
タマとも良い関係を築き、きっと繁殖を成功させてくれることでしょう。
元気な子犬が沢山、誕生するよう願っています。
「リオ」の話を聞いて思い出したのが、
和歌山県白浜市の動物公園「アドベンチャーワールド」の、
オスのジャイアントパンダ「永明(エイメイ)」。
繁殖が難しいとされるパンダの世界で、娘、息子合わせて14頭の父親。
「飼育下で自然交配し、繁殖した世界最高齢のお父さんパンダ」の記録保持者でもあります。
人間界と同じく犬界、パンダ界にも、モテる男はいるんですね。