風致地区
2014年11月17日 23:33
少しずつ枯葉が散る晩秋の軽井沢。別荘の人たちも帰ってしまい、ちょっぴり
寂しい季節ではありますが、一人マリンだけは笑顔の今日この頃。
マリン「だって、落葉が積もったら、することがあるでしょ。この季節のお楽しみ!」
さっそく落葉を集めて焼き芋を作る準備を始めるマリンなのでした。
マリン「去年もおととしも、たき火が禁止だったからできなかったんだもん」
原発事故の影響でセシウムが多いからとずっと禁止されていたのです。
今年はようやく解禁。お楽しみが戻って来たというわけです。
マリン「Mちゃん、大変、大変!」
M記者「な~に、焼き芋が失敗した?」
マリン「じゃなくてさ。・・・見て、あれ」
M記者もびっくり!いつもの散歩コース、湯川の浅間大橋の河川敷がひどい
ことになっています。
M記者「どうしたのかしら。これじゃ、野鳥もリスもここで暮せないわ」
ここはハルニレの林が続き、いつも鳥のさえずりが聞こえて、
リスも見かける自然豊かな場所だったのです。
マリン「ウェ~ン。リスくんがいなくなっちゃた・・・(泣)」
そして いつの間にか、さらに木が切られ、この場所にはこんな看板が立っていました。
M記者「こうぼばっさい?佐久建設事務所だって。県がやったのね」
マリン「ひどいよ~。ここは夏だってウグイスが鳴いているすてきな所なのに」
すぐ近くのレストランの人の話ではキツネも棲んでいたのに、こうなってからは
一度も見かけなくなったそうです。
これはこの場所のすぐ横に立っている看板。
マリン「木を切ってもいいって書いてあるの?」
M記者「風致地区だから自然環境を維持しましょうって書いてある」
マリン「だれがこの看板立てたの?」
M記者「長野県 佐久建設事務所だって!」
マリン「どゆこと?」