ドーナッツの写し方
2012年9月20日 18:10
いつの間にか、桂の木がこんなに赤くなっていました。
M記者「マリン、大変。早く写真を撮りにいかないと木が紅葉しちゃって、
来年用の夏景色の写真に合わなくなっちゃうわ」
マリン「え、それは困ったね。すぐに行かなくちゃ」
急いで湯川の水辺の撮影に行きました。
マリン「あ、よかった。ここはまだだいじょうぶだった」
M記者「でも少し黄色くなっている葉もあるから、写らないようにね」
マリン「まかして!・・・あ、魚が!」
川辺に釣りをやっているおじさんが、ちょうど見事に魚をつりあげたのです。
マリン「何が釣れたの?」
釣り人「イワナだよ」
マリン「すご~い!湯川ってよく釣れるんだね」
M記者「そうじゃないでしょ。腕がいいからよ」
さて、帰ろうと入り口まで戻るとマリンが変な顔をしています。
M記者「どうしたの?」
マリン「Mちゃん、見て、これ。なんて書いてあるの?」
M記者「うそ林の街へ?」
マリン「やっぱり、そう読める」
M記者「『よ』、『こ』、『木』が取れっちゃったんだわ(笑)」
マリン「湯川公園がうその林みたいでヤダよ」
M記者「管理の方、早く直してくださ~い」
さて、会社へ帰ったマリン。またしても悩んでいました。
M記者「これは普通のドーナッツじゃなくて、特別なド-ナッツなんだから、
おいしそうに撮ってね」
マリン「う~ん、でもやっぱりさ、ひと口かじって、かじったところが見えた
ほうがおいしそうに見えるよね」
M記者「見えない!このままでいいから、早く撮りなさい。まったく、
コンタン丸見えなんだから!」
結局な~んにももらえなかったマリンなのでした。
このドーナッツの正体は次号の軽井沢新聞(10月10日発行)で明らか
になります。