花泥棒
2010年6月 2日 21:45
軽井沢のツツジが美しい季節になりました。湯川公園も、ホラ、鮮やかに変身!
今日はY記者がマリンと撮影にやってきました。
Y記者「マリン、芝生の中に入っては縺 めよ。『犬を芝生に入れないでく縺 さい』
って書いてあるよ」
マリン「ごめなさい。でも、何かあやしい臭いがするの。クンクン・・・」
Y記者「いろいろな人が来るし、ドッグランには、あやしいワンちゃんも来る
かもね。向こうへ行ってみよう」
マリン「うん、向こうにいるかもね。行ってみよう」
Y記者「わぁ、きれい!これ、全部サクラソウよ。花特集の撮影にピッタリ縺 わ」
(パチパチと撮り続ける)
マリン「あやしい臭いがここにもする。・・・泥棒の臭い縺 わ!」
Y記者「泥棒!?」
マリン「花泥棒よ」
Y記者「そういえば、サクラソウの盗掘が多くなっているっていう話もあるから、
ここも狙われているのかしら」
マリン「そんな泥棒がいたら、アタシがかみついてやる。う~ワンワン!」
マリン「あ、ここ、何もない。木も花も何もないじゃない。周りは林なのに、
ここ縺 け不自然ね。花泥棒かな。木も盗られちゃったのかな」
Y記者「ここは土地を売るために、不動産屋が木を全部切ったのよ。人工的に
整備した土地にはサクラソウのような野の花は咲かないのよ」
マリン「全部木を切らなくてもいいのに。木がないとリスさんは困っちゃうよね」
Y記者「1000坪以上切ってる。きっと、切る前はリスも小鳥もたくさんいた
でしょうね」
マリン「みんなどこへ行ったん縺 ろう・・・」
そんなことがあった翌日、ニュースが飛び込んできて、Y記者が飛び出して
行きました。
マリン「あ、Yちゃん、どこへ行くの。泥棒見つかった?アタシも連れてって」
Y記者「マリンはまた今度ね。行って来ま~す」
不動産を売るために木々を皆伐採するのをやめてほしいという文書を、
別荘団体連合会と軽井沢BESEAが不動産業者に提出したので、
Y記者はそれを取材に行ったのです。
1時間後、Y記者が戻ってきました。
M記者「どうでしたか?これがその写真ですね」
Y記者「とても良い話し合いでしたが、やはり課題は残りましたね」
M記者&マリン「???」
Y記者「詳しくは軽井沢新聞6月号をご覧く縺 さい」