百年以上愛されているデザイン
2008年4月 5日 16:12
今朝はウグイスの鳴く声で目覚めました。軽井沢は桜どころか、コブシもま縺 咲かず、木々は
裸木のまま。でも、今日は野鳥が春を知らせてくれたのです。
11時から、メルシャン軽井沢美術館の春~夏にかけてのイベント「モリスの夢見た日々―近代デ
ザインの父、ウィリア繝 ・モリスの生活芸術展」のプレス内覧会へ出かけました。
今では日常の身近なところにデザインが取り入れられていますが、実はこれを生み出したのが
ウィリア繝 ・モリス縺 ったのです。彼は貴族社会から大衆のためのデザインを広めた人でした。
テキスタルやタピストリーなどの展示を見ると、誰しもが、「あっ、このデザイン知っている」と、うな
ずきます。それは自然をモチーフにした優しいデザイン。
彼のふるさとの木々や草花からデザインしたパターンが、100年以上経た今も愛され続けていま
す。2階には、このようなデザインのインテリアが上品にコーディネイトされ、当時を彷彿させる小部
屋ができていました。
62歳という若さで亡くなった彼は、10人分以上の仕事をして、大活躍して亡くなったの縺 そうです。
その10人分の仕事とは、詩人、デザイナー、染色家、実業家などなど…多彩な人縺 ったんですね。
その中の一つに印刷工房の試みというのもあり展示されています。文字や絵を組み合わせた
ブックデザインも邏 敵です。
複数の分野で活躍したモリスの功績はどれも邏 晴らしいのですが、アート以外のことで驚いたの
は、彼が創設した「古建築保護協会」がイギリスの環境保護運動の中・?として今も盛んに活動を
展開しているということ。
展示物の説明にすっかり心を動かされ感動してしまいましたが、ちょうど、時間はランチタイ繝 。
・?所をレストランに移動して、エルミタージュ・ドゥ・タ繝 ラさんのご馳走を満喫させていた縺 きまし
た。このあたり、詳しくは営業ブログをご覧下さい。(でも、あまり参考にならないかも)
(編集長)