千ヶ滝別荘地西区
2013年4月18日 10:33
軽井沢別荘物語 第7回
千ヶ滝別荘地西区
千ヶ滝別荘地といってもとても
広いので、今日は西区を紹介
します。
千ヶ滝別荘地でも古いのが管理
事務所からセゾン現代美術館
辺りの一帯。
西武グループの創始者・堤康
次郎が大正時代に開発したの
が始まりです。
堤は広大な原野を買い取り、
旧軽井沢より庶民的な別荘を
買いやすい価格で販売しました。
別荘の中心地に運動場、
温泉場を設けるなど
幅広い事業を展開、
別荘とレジャーの融合という
画期的な経営を行い発展しました。
写真は千ヶ滝別荘地の中心でもある
西区管理事務所です。
管理事務所からセゾン現代美術館
へと向かう道です。
大きなカラマツやモミの木が
歴史を感じさせ、
暑い夏でも涼しく爽やかな風が
吹き抜けます。
この地区では丸太を活かした
ベランダの別荘が多く、
周囲の風景に溶け込んでいます。
GW前の4月中旬ではまだ緑が
少なく、庭には枯葉が積もり
静けさを漂わせています。
遠藤周作・北杜夫はじめ
作家や著名人の別荘も昔からあり、
長年この地で夏を過ごす人が多い
千ヶ滝西区。
一方、移り住んで年間暮らす住民も
増えています。
企業の山荘はバブル期は多かったが
今は少なくなりました。
最近ではIT関係や
ベンチャー企業の経営者などの
別荘も多くなっているようです。