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軽井沢ナショナルトラスト創立10周年企画
創立10周年を迎えた軽井沢ナショナルトラストは、10月23日、万平ホテルでシンポジュウム『避暑地・軽井沢の原点を見つめ、明日の軽井沢を考える』を開催した。
第二部『未来サロン・美しい村へのシナリオ』では、軽井沢ナショナルトラスト副会長・松岡温彦さんの司会で、横浜国大助教授・大原一興さん、星野リゾート社長・星野佳路さん、エッセイスト・三善里沙子さんによるディスカッションが行われた。星野さんは「軽井沢のブランド力が落ちている。30年後には魅力のない街になってしまう」と危機感を伝え、三善さんは「移り住む人も、“軽井沢の良識”を知ってほしい」と訴え、また、大原さんは「地元と別荘族の交流が必要。そこから軽井沢の魅力を再認識でき知恵を出し合えるのでは」と述べた。なお、避暑地軽井沢が始まるきっかけをつくった宣師A.C.ショーを描いた絵本『ショーさん物語』が、「軽井沢高原ビール」の寄付金によって作成され、当事務局により来年4月発刊することが発表された。 |
地元の美術館にもっと親しもう
10月15日より秋冬の展示がスタートした軽井沢絵本の森美術館とエルツおもちゃ博物館・軽井沢に、22日、軽井沢中学校の生徒が訪れ、鑑賞会を行った。
現在、軽井沢絵本の森美術館では、友愛や家族愛、戦争と平和をテーマにした絵本を集めた「愛の絵本展」が、また、エルツおもちゃ博物館・軽井沢では本場ヨーロッパのクリスマスを表現した「クリスマスの聖なるおもちゃを訪ねて」展が、それぞれ開催中。来年1月16日まで。 |
自然と観光客により一層優しいおもてなしを
信州・長野県観光協会では、20日、環境に配慮したエコホテル事業並びに、観光客の満足度を高めるホスピタリティ事業に注目した「ホスピタリティ・エコアカデミーセミナー」を開催。会場となった軽井沢の「ホテルブレストンコート」に、県内の宿泊施設や観光事業者ら約30名が訪れ、環境配慮面では先進例である(株)星野リゾートの取り組みについて研修・視察を行った。
今年度より始められた「信州ホスピタリティ・エコアカデミー事業」の一環として行われるこうしたセミナーは、今年に入って3回目。来年以降も5ヶ年計画で、セミナーや講習会を通して県内の観光業者全体でエコ及びホスピタリティ向上に対する意識を上げていくことを目的とし、最終的には一定の基準を満たした施設には星印をつける等のレーティングをつけて公表を行う予定。 |
軽井沢町内のニホンザル130頭 軽井沢町内で、ニホンザルの群が市街地にも頻繁に出没し、農作物を荒らしたり、住宅に侵入を繰り返している問題で、軽井沢町有害鳥獣被害予防対策協議会は、19日、約130頭とみられる群全体を2年間で檻で捕獲し駆除するという長野県側の方針を了承した。 町によれば、現在町内に出没する猿はほとんどが大きな一つの群で、旧軽井沢から大日向地区までの広範囲を移動しているという。収穫期にはトウモロコシなどの農作物を食べ荒らしたり、最近では鍵のかかっていないドアならノブを回して住居の中に侵入してくるケースも増えている。町の委託を受けた猟友会が一昨年からパトロールや空気銃での追い払い等も試み、2年間で22頭を駆除してきたが、一向に被害が減らないことから地元住民からは大がかりな駆除を求める声も出ていた。
これに対して、県鳥獣保護員やピッキオの代表者は「電気柵での田畑の保護や有害個体の調査など、やるべき手段をすべて講じた訳でもなく、いきなり全頭駆除という結論を出してしまうのはどうか」「特定鳥獣保護地区管理計画というからには、県側の調査内容など経緯を明らかにするべき」と疑問を投げかけた。 |
紅葉シーズン 音楽も彩りゆたかに 木々の紅葉も深まる16〜17日の週末、軽井沢の町内では、学生や町民、またプロを招いての音楽のイベントが各所で行われた。
16日の午後には、小学生から大人まで軽井沢で吹奏楽を楽しむ人たちが世代を越えて交流しようと行われる「第13回軽井沢吹奏楽祭」が、軽井沢中学校体育館にて開催された。ステージ上には、軽井沢西部小学校や中部小学校、軽井沢中学校、また軽井沢高校と軽井沢吹奏楽団合同のブラスバンドが、次々登場し、練習の成果を披露。広い体育館を埋めるように集まった父兄や一般の聴衆から拍手が湧いていた。また、ゲストプレーヤーとして、軽井沢在住のクラリネット奏者、廣田喜美さんによる演奏もあり、ピアノに合わせて奏でられるプロならではの旋律に、子供たちも聴き入っていた。
旧軽井沢・ユニオンチャーチでは、2日間にわたり「Karuizawa & Music 2004」が開催。初日は「軽井沢町民による吹奏楽コンサート」と題し、軽井沢中学校吹奏楽部と軽井沢吹奏楽団が出演。それぞれが7〜8曲を演奏し、日頃は賛美歌の流れる教会内にテンポのよいマーチやポピュラージャズが鳴り響いた。
2日目は一昨年と昨年に続
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あらゆるデザインワークの原点
脇田美術館では、「ファッション」を「服」というモチーフに限らず人それぞれの価値観や心情を表すものと捉え、ドローイング(素描)を中心とした公募作品の中から入選作品51点を展示する「ファッションドローイングビエンナーレ2004」を開催。
同時開催として、ヒューマニズム画家
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しなの鉄道 秋のイベント列車
毎年様々なイベント列車を企画しているしなの鉄道では、2日、軽井沢町を中心に野生動植物の調査や研究を行うNPO法人ピッキオとタイアップしたイベント号を運行し、参加した110名を越す乗客は車内でのイベントと、秋空の下での野鳥の森観察というエコツアーを楽しんだ。
今回の企画は、しなの鉄道の部署の異なる若手社員11人で作る「ジュニアボード委員会」が企画・運営するもので、当日の添乗も行った。今年度の委員長を務め、普段は運転士として働く酒井さんは「自分自身がエコツアーというものに興味を持ったため、ピッキオに提案すると快く承諾してくれた。これから主流となっていく“エコ”という側面を会社としても見直していくひとつのきっかけとなれば」と今回の企画理由を語った。 |
東京フィル 大賀ホールを舞台に
来年GWのオープンに向けて現在建設の進められている軽井沢大賀ホール。9月1日からホールの貸館予約受付もスタートし、いよいよ注目度が高まっている。そんな中、軽井沢町は、演奏活動を通じた協力と軽井沢町の音楽文化活動の振興を目的として、
(財)新星東京フィルハーモニー交響楽団と事業提携をすることを発表、29日に協定書の調印が行われた。 |
「天国にいちばん近い島」の作者
「天国にいちばん近い島」の著者で軽井沢在住の作家、森村桂さんが9月27日午前10時51分、長野県内の病院で亡くなった。7年前から入退院を繰り返し、一時回復したものの、再入院した矢先。64歳だった。 NHKテレビ小説「あしたこそ」の原作で一躍知られ、代表作「天国にいちばん近い島」はベストセラーとなって映画化された。1985年軽井沢に「アリスの丘ティールーム」を開き、オリジナルのケーキや洋菓子を創作し、人気を集めた。「軽井沢ヴィネット」に長年にわたって連載したエッセイを今年7月、単行本として発行。この夏、軽井沢ヴィネット88号に掲載したエッセイ「アリスの丘からこんにちはU」が遺稿となった。 軽井沢町長倉池の平4−170 「アリスの丘ティールーム」 喪主は夫の三宅一郎さん。 |
軽井沢発 愛の歌グランプリ
■「愛」をテーマにしたオリジナル曲を全国から公募する「軽井沢ラヴソング・アウォード2004」のグランプリコンサートが、26日(日)、追分のベルデ軽井沢で開かれた。応募総数487曲のうち、7月の町民による一次審査を通過した15曲を、作者本人が生演奏とともに熱唱し、あいにくの曇天にも関わらず、会場に集まったおよそ500人の聴衆は、屋外に響き渡る歌声を楽しんだ。
ふたりは高校時代からの同級生で、すでに長野市を中心にライブ活動も行っている。中村さんは「とても思い入れの強い曲だが今日は特に思いを込めて歌うことができた」。新田さんは「正直自信がなかったが、応 援してくれた人に感謝したい」と会場の家族に笑顔で手を振った。 賞金の100万円については「大事に一生かけて使います!」 と中村さん。 このコンテストの模様は、10月9日午後3時半より
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引き続き活発な火山活動の続く浅間山では、23日午後7時44分頃、9月1日以来の中規模な噴火があり、軽井沢町などでは震度1の地震を観測した。また、気象庁の今朝10時発表の火山情報によれば、今日24日午前9時半過ぎにもごく小規模な噴火を観測したとのこと。
周辺道路では、24日午前10時現在、有料道路の鬼押しハイウェーの峰の茶屋とすずらん坂交差点間と、浅間牧場から浅間園に向かう町道の三井噴水ロータリーより先が通行止めとなっているが、小石などの除去がされ次第開通する見通し。国道146号線など、その他の道路に影響はなし。 |
Work Shop in Museum
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芸能人の意外な一面に触れた!
今回の鑑賞会は、「あさま未来フォーラム」を管理・運営する浅間軽石(株)の招待を受けた中学校側が、美術の授業の一環として行ったもので、生徒達は、現在開催中の、歌手やタレントなど総勢52名による105点の絵画を展示したNHK厚生文化事業団チャリティー企画「芸能人の多才な美術展」を思い思いに楽しんだ。引率の美術の小林先生は「日頃から親しみのある芸能人の方々の作品で、美術に触れるきっかけになってくれれば」と語り、鑑賞を終えた3年生の女子生徒らは「この人がこんな絵を描くのか、という意外性があって面白い」と話していた。
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小噴火続く浅間山 軽井沢町を中心に降灰
14日以降、活発化している浅間山は、16日も1000回を越える微・小規模噴火を繰り返し、灰白色の噴煙が最高で火口から1500メートルまで上がり、長い帯状の煙が南東方向へたなびいていた。軽井沢町を中心に灰が降り積もり、降灰が最も激しかった16日午後には、一時、傘やマスクがなければ外を歩くことが困難になるほどで、車が巻き上げる灰で町が霞んで見えた。 木々なども灰を被っているが、今のところ農作物などへの被害は報告されておらず、周辺道路の交通規制なども敷かれなかった。
1日の噴火時に降灰の被害が大きかった群馬県側の北軽井沢方面では、今回は降灰はほぼ見られず。ただ、16日は終日低い地鳴りの音と微かな振動を感じ、夜半過ぎまで続いた。
17日は朝から曇りがちな天気で、噴煙の量や高さを確認しづらいが、降灰は止んだ模様。午前中に一時雨も降ったが、積もった灰を流すまでにはならず、役場等では水をまいて道路掃除に追われていた。
交通量の激しい道沿いを歩く際には目や口を覆いたくなるが、それ以外では、生活に目立った支障はない。 (2004年9月17日 15:00) |
午前10時現在、国道146号線は群馬県北軽井沢信号から千ガ滝まで通行止となった。地元の警察が出て、誘導に当たっている。火山の専門家による調査の結果を待って開通を決めるとのこと。これを受けて、地元の2小学校と1中学校が、授業を取り止め。 夜からの雨で、火山灰はかなり流れたが、歩いたり車が通るとシャリシャリ音がする。道路上は流れた灰で筋ができている。
浅間山裾野の浅間牧場では、もやが立ちこめる中、硫黄臭が強く漂い、長く外にいる と気分が悪なるほど。噴石と見られる直径1センチくらいの小石があた りに散らばっている。水たまりは灰を含んで白く濁っている。屋外のベンチやテ ーブ ルは、降灰に覆われている。(浅間牧場は立ち入り禁止。) 付近の畑に、生産者と町の担当が出て、キャベツなど農作物への被害を調べてい た。 |
続報 浅間山噴火 |
浅間山噴火 厳重注意を!(臨時ニュース)
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あらためて「軽井沢ナンバー」導入へ団結を! 自動車のナンバープレートに地域名を付ける「ご当地ナンバー」に関して、軽井沢・小諸・御代田の3市町は8月26日、「軽井沢ナンバー導入促進期成同盟会」を設立、御代田町内で関係団体を集めた設立総会を開いた。総会では、同盟会の世話人である朝倉謙一御代田町議会議長から、これまでの経過についての説明があり、佐藤雅義軽井沢町長を会長とするなど、役員が選出された。 「ご当地ナンバー」については、国土交通省が今年5月に導入を正式に発表したことを受け、佐久や軽井沢を中心に活動が本格化してきているが、「佐久」と「軽井沢」の一本化が困難になり、これまで話し合いの場となってきた「佐久自動車検査登録事務所設置促進期成同盟会」は、7月に解散。これに並行して、小諸市、軽井沢町、御代田町の議員で作る「浅麓地域活性化議員懇談会」で、独自に「軽井沢ナンバー」実現に向けて活動していくことを決めた。現状では、この3市町の自動車登録台数だけでは、規定の10万台のおよそ半数程度にしか達しないため、今後、上田・東御など近隣市町村への参加要請の成否が実現への鍵になると見られている。 |