高校生らフィリピンでのボランティア活動を発表
フィリピンで医療支援を行う「ハローアルソンフィリピン医療を支える会」が3月26日、エコールみよたで「第15回フィリピン医療アクティビティの集い」を開き、300名以上が訪れた。
同会は毎年フィリピンで物資支援や歯科治療のボランティアを行っている。今年は2月7日から10日までフィリピン・マニラ市近郊のスラムなどで活動。1000人を超える患者への医療奉仕と、1200人を対象とした歯ブラシやタオルなどの物資支援を行った。過去最多数の121名が参加、そのうち高校生は43名。
昨年に引き続き2回目の参加となった熊谷美咲さん(下伊那農業高等学校2年)は、「去年は自分にとって貴重な体験となった。今年はその恩返しがしたいという思いで参加したが、フィリピンの人達の笑顔や感謝の言葉など、もらったものの方が多い」と感想を述べた。同会会長の林春二さんは「初めてフィリピンでボランティアをした時の高校生参加者は2名ほどだった。フィリピンの人々への支援はもちろん、日本の高校生達の大事な成長の場にもなっている」と話した。
同会では2017年のフィリピンでのボランティアに参加する高校生を募集。フィリピンに届ける歯ブラシ(未使用)、タオル、石鹸も随時集めている。
問い合わせTEL0267-32-3613(林歯科診療所内 ハローアルソンフィリピン医療を支える会)