町職員ら講師に、軽井沢高校で「G7交通大臣会合」学ぶ授業
2015年11月11日 10:02
軽井沢高校3年生グローバルスタディコースの18人が11月9日、「観光」の特別授業で来年9月24・25日軽井沢町で開かれる「G7交通大臣会合」について学んだ。町企画課関係閣僚会合推進係長の竹本浩次さん、軽井沢ガイドサービスの永島千絵さんが講師を務めた。
永島さんは、2008年の洞爺湖サミットについて説明。首脳会議で使われた円卓などの写真を見せながら、首脳はイヤホンを付け同時通訳で話し合うことや、山頂を意味する『サミット』にちなんで、首脳を補佐する人のことをシェルパ(ヒマラヤ登山者をサポートする現地ガイド)と呼ぶことなどを紹介。「学生の通訳など、地元の多くのボランティアがサミット開催を支えた。皆さんも何か関われるチャンスがあれば手を挙げてほしい」と呼びかけた。
竹本さんは推進係が行っている業務や、今年初めて交通大臣会合が行われたドイツ・フランクフルトを視察したときの様子などを紹介。「軽井沢に会議都市のイメージを浸透させるのに、交通大臣会合は絶好の機会。住民の気運を盛り上げ、おもてなしの準備をし、国内外のメディアに長野県や軽井沢町の魅力を発信していくのが私たちの仕事」と説明した。
3年の佐藤洸太さんは授業後、「これほどの大きな会議が軽井沢で開かれることに驚いた。自分たちにできることがあるか考えたい」と話していた。
軽井沢WEBへ戻る