NHK大河ドラマ「真田丸」、軽井沢町や上田市で撮影始まる
2015年09月05日 19:42
2016年1月スタートのNHK大河ドラマ「真田丸」の撮影が9月1日から長野県軽井沢町で始まり、続いて上田市などでも行われている。軽井沢町では1日、真田信繁(幸村)役を演じる主演の堺雅人さんと、真田家の家臣、矢沢三十郎頼幸役の迫田孝也さんが登場する、第一話のシーンを撮影した。
2日からは上田市に場所を移して撮影を続け、5日はロケ地の真田氏本城跡(上田市)で取材会があった。堺さんのほか、信繁の生涯のパートナー・きり役の長澤まさみさん、信繁の初恋の女性・梅役の黒木華さん、信繁を慕う地侍・堀田作兵衛役の藤本隆宏さんも出席した。
堺さんは「『真田丸』は信繁の物語でなく、信繁をとりまく家族の物語。一つの一家が荒波の中どう過ごしていくかが、物語の核心になるので、メンバーの一員としてしっかり息づいていきたいと思っている」と意気込みを語った。
また、8月に第一子となる長男が誕生し、役作りへの心境の変化があったかどうか問われると、「家族の物語を演じるにあたって、家族ができたことは非常に励みになる。何より一つの物語に入るというのも新しい家族ができたようなもの。スタッフ、キャスト全員が大きな家族だと思っている。力を合わせ、一年間和気あいあいと過ごしていきたい」と話した。
<他のキャストの第一声>
長澤まさみさん(きり役)
「信繁を支えていく“きり”という女性を、とにかく元気よく演じられたら。気候のいい日にロケを始めることができたので、この先も良いことが待っていそうな気がする」
黒木華さん(梅役)
「初めての大河を、この上田で迎えられて嬉しく思っている。堺さんの初恋の相手ということで光栄。現場の雰囲気も和気あいあいとしていて、これから一年間すごく楽しみ」
藤本隆宏さん(堀田作兵衛役)
「小学校5年生の頃に『風雲!大阪城』という漫画を読んでから歴史好きになった。上田の地で真田家の一員を演じられるのは最高なこと。この気持ちを忘れず最後まで演じていきたい」
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