軽井沢高生、留学生を観光客役に英語ガイド
2014年12月13日 11:08
軽井沢高校は12月11日、普通科グローバルスタディーコース3年生の「観光」の授業のまとめとして、英語で町内をガイドする実践発表会を開いた。同校と小海高校に短期留学しているオーストラリア人の生徒3人を観光客に見立て、町内の名所の写真を映しながら説明した。
2人ずつのグループが、ショーハウス記念館、室生犀星記念館などの名所を紹介。万平ホテルの説明では「ホテルに宿泊していたジョン・レノンのリクエストで生まれたロイヤルミルクティーが味わえる」などと伝えた。説明後は「宿泊料は高いのですか」など留学生から挙がった質問に、悩みながら答えた。軽井沢高校の留学生、ダフニー・ファンさんは、「シャイなところはあったけど、説明は分かりやすかった。万平ホテルに泊まってみたい」と感想を述べた。
「観光」の授業は本年度新設。生徒は校外に出て町内の通訳案内士による英語のガイドを受けたり、レストラン経営者の講義を聞くなど活動。松村まゆみさんは「実践的な英語を学べるとてもいい機会だった」と授業を振り返っていた。