「最高の演奏できた」軽井沢中部小吹奏楽部が2年ぶり2回目の全国最優秀賞
2014年12月03日 19:23
軽井沢中部小学校吹奏楽部が11月3日、すみだトリフォニーホール(東京都墨田区)で開かれた「日本管楽合奏コンテスト全国大会・小学校部門」(主催:日本音楽教育文化振興会)で、2012年に続き2回目の最優秀賞を受賞した。6年生の代表児童5人と顧問の内田満先生らが12月3日、藤巻進町長を表敬訪問し結果を報告。部長の細川陽葉里さんは「楽しいと思える最高の演奏ができた」と振り返った。
大会は、全国から寄せられたCD音源の審査(応募総数は非公開)を通過した全国の34校が出場。最優秀賞は13校が受賞した。軽井沢中部小が演奏したのは狂詩曲『スペイン』。管弦楽曲として演奏される曲を、顧問の内田先生がアレンジしたが「小学生にはかなり難しいレベル」。大会当日の演奏が収録されたCDを聞いた町長は「とても小学生が演奏しているとは思えない」と舌を巻いた。
部員は4年生から6年生の59人。内田先生は厳しい指導で知られるが、細川さんは「私たちのことを一番に考えてくれる」。2015年1月10日、支えてくれる人らに感謝の気持ちを込めて「ありがとうコンサート」を軽井沢大賀ホールで開く。最優秀賞受賞曲の『スペイン』のほか、イギリスのハードロックバンド、ディープ・パープルのメドレーなども演奏する。14時開演。入場は無料。TEL0267-45-5189(軽井沢中部小学校)