フラワー装飾で「信州の名工」「全技連マイスター」認定 金澤茂さんを祝福
2014年01月27日 11:59
花店を営む「S・K花企画」(本社:軽井沢町)は1月25日、同社代表取締役・金澤茂さんの「信州の名工」(実施:長野県)と「全技連マイスター」(実施:一般社団法人全国技能士会連合会)認定の祝賀会を、軽井沢プリンスホテルで開いた。日頃の感謝を込め160人を招待し、会社関係者や金澤さんの恩師、友人らが認定を祝福した。
金澤さんは1977年に中軽井沢に花店を開業、30代でフラワーアレンジメントを始め、国内外のコンテストににも多く出場。スクールなどを通じ、若手の育成にも力を注いできた。認定を受け金澤さんは「若い人たちへの指導、小学校での花育などを通じ、これまで以上に花の良さを広めていきたい」と力を込めた。
祝賀会では多くの人が祝いの言葉を寄せ、金澤さんの教え子らによる、フラワーアレンジメントの実演もあった。佐久市野沢小学校時代の金澤さんの恩師、高柳勉さんは「小さい頃の優しい気持ちのまま花に接してきたから、こうして大勢の方に祝福されているのだと思う。これからも頑張ってほしい」とお祝いの言葉を送った。
「信州の名工」は、技能向上などを目的に優れた技術を持つ人を知事が表彰する制度。「全技連マイスター」は、技能検定制度の特級か一級資格を持ち、20年以上の実務経験があるなど、条件を満たした人が認定される。金澤さんはともにフラワー装飾の分野で昨年認定を受けた。同分野での「全技連マイスター」は県内では初めてだった。
(写真右上:金澤茂さん)